「復学支援 やばい」と検索してこの記事にたどり着いたあなたは、
とても冷静で正しい判断をしているかもしれません。
それは、「このままではいけないけれど、誰かに任せて本当に大丈夫なのだろうか?」という、
ごく自然で、そして大切な疑問から始まっているはず。
子どもの不登校に悩む中で、復学支援を検討する親御さんの多くは、
追い詰められた気持ちを抱えています。
だからこそ、「何かにすがりたい」と思うのは当たり前のことです。
けれど、だからこそ注意が必要なのです。
どんな支援でもうまくいく場合もあれば、うまくいかない場合もあります。
うまくいかない場合に致命的なことになる支援というものが存在します。
実際、近年の復学支援業界には、
「やばい」「怪しい」と噂されるような業者や支援者が存在します。
たとえば、「子どもを何とかしたい」という親の切実な想いに
つけこむようなマーケティングや、
“学校に行かせること”だけを目的とした強引な対応も珍しくありません。
しかし、本人の気持ちや家庭の関係性を無視して登校だけを急がせた結果、
子どもが心を閉ざしてしまったり、
再び不登校になってしまうケースが後を絶たないのです。
本記事では、そんな“やばい”支援の実態と、
あなたとお子さんが安心して支援を選べるようにするためのポイントを、
現場からの視点で丁寧にお伝えしていきます。
焦らず、でも立ち止まらず。
まずは情報を知ることから、一緒に始めていきましょう。
参考:こちらの東洋経済オンラインの記事などにはやばい支援の情報が生々しく掲載されています。
不登校「解決支援機関」の耳を疑うアドバイス 正常判断を失った両親が次女を自傷行為に追い込んで抱えた深い後悔
不登校を経験した子どもたちには、
ある“共通点”があると感じています。
それは、
将来に活かせる大きな可能性を秘めているということ。
私自身が元・不登校だったことに加え、
16年間多くの不登校の子どもたちを見守ってきた経験から、
本当に伝えたいことを無料のメール講座にまとめました。
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“やばい復学支援”とは何が問題なのか?
まず最初にお伝えしたいのは、
再登校=成功とは限らないということです。
一見すると「学校に行けた」「支援のおかげで登校した」と思えるようなケースでも、
契約期間が終了した途端にまた不登校に戻ってしまうという事例は少なくありません。
その理由はとてもシンプルです。
「本人の気持ちが置き去りにされたまま、無理やり登校させただけ」
だからです。
実際にあった例では、ある家庭で子どもがようやく心を開き始めたタイミングで、
支援者が「明日から行けそうですね」と即断し、登校を促しました。
最初の数日は登校できましたが、徐々に疲れが出て、
しばらくして再びひきこもりに。
親子の信頼関係も崩れ、「あのとき無理に行かせなければ…」
という後悔だけが残ってしまったのです。
これは決して珍しい話ではありません。
むしろ、“行かせること”をゴールにしてしまった支援の多くが、
似たような末路をたどっているのが現実です。
本来、復学支援とは「子どもがもう一度、
自分の意思で社会との接点を持とうと思えるようになるプロセス」
を支えるものであるべきです。
しかし、“やばい支援”はこのプロセスをすっ飛ばし、
結果だけを焦ってしまう。
その結果、表面的な成功の裏で、
子どもの心はさらに深く傷つき、親子関係にも大きな代償が残ることになるのです。
実際、何年も子どもが親を許さないということはざらにあるのです。
本当に“やばい”復学支援の被害例
残念ながら、復学支援の世界には、
表面的には「子どものため」と言いながら、
実際には子どもの心身を追い詰めてしまうような深刻なケースも存在します。
以下は、実際にあったり、
同業者の間で共有された事例の一部です。
-
スマホの強制没収や生活の細かすぎる制限を課され、子どもが強いストレスを抱える
-
「うちのやり方に従わないと支援は打ち切ります」と親に圧力をかけて契約を継続させる
-
子どもが支援に強い拒否感を示し、脱走して家に帰らなくなった
-
一度壊れた親子関係が修復できず、家庭が分断されたままになる
-
子どもが心を病み、命を絶つ選択をしてしまったという、
あまりにも痛ましい報告も複数ある
これらの支援に共通しているのは、
「支援者の都合で子どもを動かそうとしている」という点。
まるで軍隊のように、子どもに規律や服従を求め、
本人の内側から湧いてくる気持ちや意思には耳を貸さない。
「とにかく登校させればいい」「親は黙って従えばいい」というスタンスは、
支援ではなく支配に近いものです。
しかもこうした支援者の中には、
あらかじめ契約書で「成果は保証しない」「内容の口外は禁止」
などの条項を入れておくケースもあります。
これは何を意味しているかというと、
「子どもが壊れても責任は取りません。悪評も広まりません」という、
二重の保身体制が整えられているということです。
本来、子どもを支えるはずの支援が、
親子を孤立させ、さらに追い詰めてしまう構造になっている。
それが、復学支援という名のもとに起きている、
見過ごせない現実なのです。
こうしたことが起きる理由の1つは
支援をする人が若手社員やアルバイト、
もしくは外注先だったりするからです。
そうなると、責任をおっていない人が好き勝手に
支援することになってしまうのです。
業者選びで注意すべきポイント
ここまでの内容を読んで、
「じゃあ、どうすれば“やばい支援”を避けられるの?」
と思った方も多いかもしれません。
この章では、復学支援を検討する際に
必ずチェックしてほしいポイントをお伝えします。
少しでも以下のような特徴が見られたら、
慎重に判断してください。
❌ 要注意な支援者・業者の特徴
1. 契約書に「口外禁止」「一切責任を負いません」と書かれている
こうした条項がある場合、
トラブルが起きたときに泣き寝入りせざるを得ない状況になりがちです。
口コミが表に出ないのは、「悪評がない」のではなく
「言えない仕組み」になっている可能性があります。
2. 初回から高額な一括契約を迫る
数十万円~百万円単位の契約を
面談のその場で決断させようとする支援者は要注意です。
不安な親心につけ込み、
「今決めないと子どもが取り返しのつかないことになる」と焦らせる手法は、
冷静な判断を奪います。
3. どの家庭に対しても“復学時期”を断定する
「うちは3か月で復学させます」
「お子さんなら2週間で行けますよ」などと、
本人の様子を見ずにスケジュールを決める支援者は、
目標ではなく成果実績の数字しか見ていない可能性があります。
4. 支援方法が不明瞭 or 理論や経験の裏付けが薄い
何を根拠にその方法を行うのか、
支援の過程やステップをわかりやすく説明できない支援者には要注意です。
専門的な言葉を多用して煙に巻くような場合も、
実は中身がないことがあります。
5. 成功事例ばかりを強調し、失敗事例を語らない
本当に実績のある支援者ほど、
うまくいかなかった事例も正直に語り、
「なぜダメだったか」も共有しています。
成功例ばかりを並べる支援者は、
失敗を隠す文化を持っているかもしれません。
✅ 信頼できる支援者はこう見抜く
-
子どもや親の話をしっかり聴く姿勢がある
-
支援内容・期間・金額を丁寧に説明し、不安を取り除こうとする
-
子どもへの関わり方が丁寧で、焦らせずに少しずつ信頼関係を築く
-
契約や料金についても柔軟性があり、相談に乗ってくれる
-
失敗事例や限界についても、正直に話す姿勢がある
復学支援は、
親も子も非常にデリケートな時期に関わる支援です。
だからこそ、「言っていること」ではなく
「どう関わろうとしているか」
「どこに価値を置いているか」に注目してください。
次章では、いろいろな支援者を見てきて
長期的に信頼できる支援者はどうしているのか、
実際の経験を交えてお話しします。
“本当に信頼できる支援”とは
ここまで読んで、「じゃあ信頼できる支援って、どういうものなの?」
と感じている方もいるかもしれません。
たしかに、“やばい”支援の話を聞けば聞くほど、
「どこも信用できないのでは…」という気持ちになるのも無理はありません。
でも、大丈夫です。
子どもと親の心に丁寧に寄り添い、決して焦らせず、
一緒に歩もうとしてくれる支援者も、確かに存在しています。
✅ 本当に信頼できる支援者の特徴
● 子どもの「今」を大切にする
登校の有無や結果にとらわれず、「今、この子が何を感じているか」に目を向けます。
焦らせるのではなく、本人のタイミングと納得を大事にすることで、
結果的に長く安定した回復につながっていきます。
● 家庭の安心・親子関係の修復を重視する
学校に戻ることだけでなく、
家の中が安心できる場所になることをゴールとします。
なぜなら、家庭が安全基地でなければ、
学校という外の世界に出ていくのはとても難しいからです。
● 「支援者主導」ではなく「伴走型」で関わる
一方的に「やらせる」「導く」支援ではなく、
対話と信頼を軸にした並走型の支援。
困ったときに何でも話せるような
“ちょうどいい距離感”を大切にしています。
● 契約内容・金額が明確で柔軟
契約は無理なく始められる範囲で提案され、
途中でやめたくなったらやめられる仕組みがある。
料金の明瞭さも、
「安心して話せるかどうか」の大事なポイントです。
● 保護者への支援も丁寧
子どもへの関わりだけでなく、
親御さんの不安や迷いにも真摯に寄り添ってくれる支援者は信頼できます。
「親の心の余裕」が子どもに与える影響は、
とても大きいからです。
こうした支援者は、“登校だけ”をゴールにしません。
それよりも、「この子が自分を大切に思えるようになること」
「親子が安心して向き合えるようになること」を重視しています。
そして、そうした支援の先にある登校こそが、
本当の意味での“再スタート”なのです。
支援者として私が大切にしていること
これまでにお伝えしてきたように、
復学支援には残念ながら「やばい」と言わざるを得ないような支援も存在します。
だからこそ、支援者の“あり方”が何よりも重要だと、
私は強く感じています。
私はこれまで多くのご家庭と関わってきましたが、
その中でいつも意識していることがあります。
それは、「急がせない」「押しつけない」
「親子の関係を壊さない」という姿勢です。
● 焦らないことが、最短の道になることもある
親御さんの中には、「早く元に戻ってほしい」
「このままでは将来が心配」と不安を抱えている方も多いです。
もちろんその気持ちはよく分かります。
私自身、そうした想いをたくさん聞いてきました。
でも、子どもにとって本当に必要なのは、
“すぐに登校すること”ではなく、自分の心を整える時間なのです。
私はこれまで、「もう少しだけ本人のペースを尊重してみましょう」とお伝えし、
ゆっくりと信頼関係を築くことで、
結果的に自ら「行ってみようかな」と言い出した子を何人も見てきました。
外から押されて動いた一歩ではなく、
自分の足で踏み出した一歩は、何倍も価値があります。
● 家庭の中に「安心の土台」を作る
私は、支援のスタートは“家庭の空気”からだと考えています。
学校の話をする前に、
まずは家の中が子どもにとって安心できる場所であることが大前提です。
そのためには、親御さん自身が安心できる状態であることも大切です。
だから私は、子どもへの支援だけでなく、
親御さんとの対話やサポートも大切にしています。
ときには、親の変化がきっかけとなり、
子どもが動き出すこともあるのです。
● 支援は「引っ張ること」ではなく、「風になること」
支援者の役割とは、「登校」というゴールへ子どもを引っ張ることではなく、
その子が自分で進もうと思えるような風になることだと私は思っています。
風は見えません。
でも、そこにあることで、帆が膨らみ、舟が動き出す。
子どもが「自分の力で進んだ」と思える、
その感覚こそが、回復においてとても大事なのです。
私の支援は、派手な実績や即効性を売りにしているわけではありません。
でも、小さな変化を一緒に積み重ね、
本人の人生を大切にする支援を、誠実に続けています。
そして、そうした関わりの中で、
「もう一度学校に行けるようになりました」
「親子で話せるようになりました」
そんな報告をいただくたびに、支援の意味を深く感じています。
次章では、この記事のまとめと、あなたにお伝えしたい最後のメッセージをお届けします。
焦らず、でもあきらめずに、今できる一歩から考えてみませんか。
まとめ:復学支援はやばい?
ここまで読んでくださったあなたは、
きっと、子どもの未来を真剣に考えている親御さんだと思います。
不登校という現実に向き合い、
悩みながらも「何とかしたい」と思っている。
そしてその中で、「復学支援」という選択肢に可能性を感じながらも、
「本当に任せて大丈夫なのだろうか…」という不安を抱えておられることでしょう。
そんなあなたに、はっきりとお伝えしたいことがあります。
「やばいかも」という感覚は、間違っていません。
むしろ、それはあなたが“自分の目で見ようとしている証拠”です。
支援者の言葉に流されず、子どもの様子をよく見て、
慎重に判断しようとしているからこそ、そう感じるのです。
それは、子どもを守るために欠かせない大切な力です。
再登校は、ゴールではなく“通過点”です。
たとえ今、学校に戻れたとしても、心が回復していなければ、
また立ち止まることになります。
親子の関係が壊れてしまえば、
回復には何倍もの時間がかかります。
だからこそ、焦らず、無理をさせず、
本人の力が育っていくプロセスを支える支援こそが、
本当の意味での「復学支援」だと、私は信じています。
子どもは「変わる力」を、すでに持っています。
その力は、今はまだ静かに眠っているかもしれません。
でも、安心できる環境と、信じて待ってくれる存在があれば、
必ずその芽は動き始めます。
支援者は、それを引き出す“風”のような存在であるべきです。
あなたの子どもにも、あなたにも、きっとその力があります。
だからこそ、支援者を選ぶときは、
「どんな実績があるか」だけでなく、
「この人と一緒に歩んでいけそうか」
という感覚を大切にしてください。
子どもの人生は、誰かの“成功例”ではなく、その子だけの“物語”なのです。
どうか、焦らずに。
そして、どうか、あきらめずに。
あなたと、あなたの子どもが、安心できる支援と出会えますように。
そのための一歩として、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
不登校を経験した子どもたちには、
ある“共通点”があると感じています。
それは、
将来に活かせる大きな可能性を秘めているということ。
私自身が元・不登校だったことに加え、
16年間多くの不登校の子どもたちを見守ってきた経験から、
本当に伝えたいことを無料のメール講座にまとめました。
気になる方は、ぜひ以下↓↓↓のリンクか画像からご覧ください。とりあえずクリック‼
✅ 記事のまとめポイント
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「復学支援 やばい」と検索するのは正しい判断であり、冷静な行動である
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復学支援業界には、実際に“やばい”とされる支援が存在する
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表面的な再登校に成功しても、契約終了後に再び不登校になるケースが多い
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子どもの気持ちを無視して登校させる支援は、親子関係に深刻なダメージを残す
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無理な生活制限やスマホ没収で子どもが脱走した事例も複数存在する
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重大なケースでは、支援によって心を病み、命を落とした子どももいる
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契約書に「口外禁止」「責任不問」などがある支援者は特に要注意
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初回から高額一括契約を迫ったり、本人と会う前から復学時期を決める支援者には警戒が必要
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信頼できる支援者は、子どもの意思・ペース・家庭の安心を重視する
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支援者は“引っ張る”存在ではなく、子どもが自分で進みたくなる“風”のような存在であるべき
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再登校はゴールではなく通過点。焦らず、あきらめず、信頼できる伴走者を選ぶことが重要
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子どもは変わる力を持っている。それを引き出す支援を選ぶことが未来につながる