不登校から浪人(宅浪)し、ひきこもり・ニート状態から大学に通えるようになった話

こちらはある元不登校の大学生の方が書いてくれた記事です。

同じようなご状況の方も多いのではないかと思います。
何かの参考になりましたら幸いです。

不登校を経験した子どもたちには、
ある“共通点”があると感じています。


それは、
将来に活かせる大きな可能性を秘めているということ。


私自身が元・不登校だったことに加え、
16年間多くの不登校の子どもたちを見守ってきた経験から、


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不登校がギフトになる人の共通点とは?元不登校が語る不登校脱出の秘訣

目次

不登校から宅浪で浪人し「詰んだ」と思ったあの日から、少しずつ世界が開けていった話

予備校に通えず外に出れなくなった日々

高校の後半から学校に行けなくなり、
なんとか卒業はしたけれど予備校にも通えず、
自宅で浪人を始めた。

プライドが高い私は予備校は駿台を選択した。
しかし、ついていけず河合塾にうつった。
しかし、合わずに足が遠のいてしまった。

最初は「明日こそ」「来月こそ」と思っていた。
だけど、日が経つにつれて自分に対する信頼がなくなっていった。

勉強しようとしても手につかない。
SNSを見るのも苦しくなり、部屋にこもる日々。

気がつけば、
予備校どころか外に出ることすらできなくなっていた。

夏などは殺人的な暑さで
何もやる気が起こらない。

今振り返れば、それはひきこもり、
そしてニートと呼ばれる状態だった。

同級生と開いていく差、家族の視線、将来への恐怖。
全部が自分を責めてくるように感じていた。

でも、そんな私でも大学に通えるようになった。

そのプロセスを、当時の私のように悩んでいるあなたに届けたい。


宅浪のリアルと落とし穴

「自分ひとりでやる」――
一見、自立的に見えるこの選択には大きな罠がある。

実際には、生活リズムは崩れ、朝昼夜の区別が曖昧になり、
気分が落ち込んで勉強も続かなくなる。

「まだ本気出してないだけ」「やればできる」
――この言葉が口癖になった頃には、
机に向かう気力さえなくなっていた。

気力をふりしぼり勉強しようとしても
「この勉強をしてもムダではないか」
「がんばってもダメなんじゃないか」
そんな気持ちが湧いてきてしまい頭の中がグルグル。

気づくとユーチューブを見て1日が終わる。
そんな日々だった。

親との関係もぎくしゃくし、
「いつまでこのままなの?」「勉強してるの?」という言葉に傷つきながら、
誰にも相談できずにいた。

「不登校から宅浪になった人の多くが失敗する」と言われるのは、
こうした構造があるからだと思う。


「大学に行きたい」という気持ちが芽生えた瞬間

転機になったのは、
とある不登校経験者のブログを読んだときだった。

「学校に行けなかったけど、今は大学で心理学を学んでいる」

そんな一文に、妙に心が動いた。

「あ、自分にもまだ道があるのかもしれない」

そこから少しずつ変化が始まった。

いきなり勉強を再開したわけではない。
まずは生活リズムを整えること、散歩に出ること、
興味のあるYouTubeを見ること。

「大学合格」という言葉に追い詰められるのではなく、
「少しでも未来に興味がもてることを探す」ことから始めた。

そしてプライドを捨ててオンライン家庭教師に指導をうけることにした。
そんな日々を経て心が折れそうな日々を乗り越えて大学生になることができた‼


大学生活への不安と、それでも進学してよかった理由

不登校だった自分にとって、
大学はまるで別世界に感じられた。

友達ができるのか。
ちゃんと通えるのか。学費は無駄にならないか。

それでも、実際に入ってみると、
大学は意外と“ひとりで大丈夫な場所”だった。

授業は自由選択。誰にも話しかけなくて済む日もあるし、
必要なときだけ誰かに関われる。
その距離感が、むしろ自分には合っていた。

入学当初は不安で仕方なかった。
でも、最初のレポートを出せたとき、
静かな教室で一人本を読んだとき、「ああ、来てよかったな」と思えた。


学費が無駄にならない進学のタイミング

「せっかく行ってもどうせ続かないんじゃないか」

「学費が無駄になるだけじゃないか」

そう言われると、
本当にその通りに思えて動けなくなる。

しかし、やりたいことがある人はまれ。
大学でやりたいことを探そうと言われて、
それもそうだなと思えた。

多くの人はそうやって大学に進学しているのだから。
そう腹をくくると大学にも4年間通おうと決意できた。


再出発までにやったこと

私が大学に行けるようになるまでに、やったことは大きく3つある。

  1. 生活リズムのリセット

     起きる時間と寝る時間を、少しずつ調整。まずは朝日を浴びることから。

  2. オンラインでの勉強サポート

     不登校の生徒指導に慣れているベテラン家庭教師をお願いした。
    画面オフ・チャット形式という“低ハードル”から始めた。

  3. 人との接点を少しだけ作る

     図書館に週1、地域の相談窓口に行く、自習室に申し込むなど、小さな一歩を重ねた。

ゲーム実況から興味を持ち、歴史や地理の知識がついて受験に役立った、
という副産物もあった。

オンラインであれば顔を出す必要もない


親の対応が「希望」になった

最初は親も焦っていた。

「どうするつもり?」「勉強してるの?」
と責めるような口調になっていた。

でも、あるとき母が言った。

「あなたのペースでいい。
何かあったら、ちゃんと味方でいるからね」

この一言に、私は救われた。

押しすぎず、見放さず。

距離をとりながら、でも信じてくれている。

そんな関わり方が、どれだけ力になるか、今ならわかる。


おわりに|「戻れない」じゃない。「これからをつくれる」

不登校になったとき、浪人がうまくいかなかったとき、
私は「もうダメだ」と何度も思った。

でも今、私は大学の図書館でこの文章を書いている。

まだ完璧じゃないし、友達も多くないけれど、
毎日少しずつ世界とつながれている。

もし、今あなたがあの頃の私のように感じているなら、伝えたい。

「時間はかかってもいい。焦らなくていい。あなたにも必ず道はある」

なかなか私の言うことを素直に受け入れるのは難しい心境かもしれないが
少しでも届くとうれしい‼

健闘を祈ります‼


不登校を経験した子どもたちには、
ある“共通点”があると感じています。


それは、
将来に活かせる大きな可能性を秘めているということ。


私自身が元・不登校だったことに加え、
16年間多くの不登校の子どもたちを見守ってきた経験から、


本当に伝えたいことを無料のメール講座にまとめました。

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不登校がギフトになる人の共通点とは?元不登校が語る不登校脱出の秘訣

✅この記事のまとめポイント

  • 不登校から宅浪になる人は多く、失敗してひきこもるリスクも高い

  • 宅浪の落とし穴は「ひとりで頑張ろうとしすぎること」

  • 勉強再開より先に「自分を整える」ことが大切

  • 大学生活は意外と“ひとりでOK”な空間

  • 学費は無理して進学すると本当に無駄になる

  • 「行きたい」という気持ちを育てるプロセスが大事

  • 画面オフの家庭教師や自習室など、低ハードルな一歩から始めてOK

  • ゲームや趣味から勉強に興味をもつルートもある

  • 親の関わり方が回復のカギになる

  • 不登校や浪人は「終わり」ではなく「猶予期間」と捉えることができる

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